新型コロナウイルスの感染拡大によって、歯科医院における感染症対策について気になられる方は多くいらっしゃることと思います。白岡の歯医者「ななえ・椛沢歯科医院」では、ご来院いただく患者さまが安心してお越しいただけるように、万全な感染症対策を整えています。
新型コロナウイルスの発現から1年以上経過しましたが、状況はまだまだ芳しくなく世界規模で経済面・医療面での厳しい状態が続いています。
当院では、コロナ以前より「当たり前のこと」として、院内感染防止のために滅菌器などを用いて治療器具の洗浄・消毒・滅菌を徹底してきました。
治療器具の洗浄器として、当院ではミーレジェットウォッシャー(以下ミーレ)を採用しています。ミーレは熱水消毒において国際規格(ISO15883)に適合しており、90℃以上の熱水で治療器具などを適切に洗浄することができます。また、素手で触っても安全なレベルまで消毒できることも特徴です。
ミーレで洗浄を行った後に、滅菌を行います。滅菌器はヨーロッパ規格であるEN13060に準拠したクラスSの「ユーロクレーブ29VS+」を採用しています。
また、院長はじめ歯科衛生士と歯科助手2名は第2種滅菌技師の有資格者です。より衛生的な院内環境下での診療を実現しています。
院内全体に対して有効な大型のオゾンガス生成器を設置して24時間殺菌することで、いつでもクリーンな空間を整えています。さらに、各診療室にも小型のオゾン発生機を設置することで、目に見えない細菌・ウイルスやカビ類も化学的に無害化しています。
歯科医院では唾液を含む飛沫や空気媒介性飛沫核によるエアロゾル感染の危険性が高いといわれています。当院ではエアロゾルの拡散を抑えるために集塵機器の増強や各診療台の入れ替えを行っています。また、患者さまに対しては、換気が十分になされているかを『見える化』するために、CO2測定器を設置しています。
歯科医院の部屋移動をできるかぎり少なく、かつ人と人の往復を減らせるような間取りに設計。また、受付ではカード払いによるキャッシュレス決済を導入し、人と人の距離を離し、密を避ける工夫を凝らしています。
当院では完全個室での診療を行います。コロナ禍における感染リスクを抑えることと、またプライバシーを配慮することも同時に実現しました。周囲の患者さまを気にせずに診療をお受けいただけます。
ななえ院長よりメッセージ
コロナ以後は、目に見えないウイルスとの闘いとなり、医療従事者だけでなく、一般の方にとって奇しくもウイルスが身近なものとなりました。患者さまを診ていても、感染防止の意識が高まられた印象を受けます。
あまり怖がらせるお話はしたくはありませんが、たとえばインフルエンザになっても休めばいいと考えていた方も、休むだけでは済まずに死んでしまうリスクも想像がつくようになってきたのではないでしょうか。
当院ではコロナ以前より感染症対策を徹底していますので、安心してご来院ください。当院のスタッフは風邪をひきにくいのも感染症対策のおかげかもしれません。みなさんの意識も高まってきたなかで、受け皿となれる歯科医院になりたいと考えています。